iPhone 3GのOSダウングレード 3.1.2→3.0.1

自分の愛用しているiPhone3G(香港版SIMフリー)がOS3.1.2にUpdateしてからWifiの電波の掴みが極端に悪く成りました。そこでOSを一つ前のOS3.0.1に戻す事にしました。始めたところ非常にやっかいで手間取る作業でした。お陰で年末年始、紅白歌合戦ゆく年くる年も見ずに自分のアジトに篭っておりました。以下にその手順を覚え書きとして記録します。

  • まずiPhoneのOSをダウングレードする為には、iTunesそのものを最新のものから古いVersion8.2.1へ落とす必要があります。新しいiTunes9.0.2では最新のFirmWareしかiPhoneに復元できません。古いiTunesここからDLできます。新しいiTunesがInstallしてある場合は、iTunes本体及び関連Fileを全て消します。(完全に消さないとダウングレードした時にエラーが出る様に成ります。)その後に先程DLしたiTunes8.2.1をInstallします。自分は自宅のMaciTunesを触りたく無かったので、仕事で使ってるThinkPad x60を仮に使用しました。これで母艦側の準備完了です。
  • それから当然ですが、3G用のOS3.0.1のFirmWareを用意します。古いFirmWareここからDLできます。
  • また、完全にOS3.1.2をOS3.0.1に戻す為には、ModemのBaseBandを落とす必要が有ります。これにはJailBreakアプリのFuzzybandってのを使う必要があります。この為にiPhone3Gを脱獄(JailBreak)する必要があります。あ〜面倒臭い! 脱獄の仕方はこの辺りに詳しく載ってますので参考にして下さい。
  • DLしたOS3.0.1のFirmWareを元に脱獄用のCustomJPSWを作成します。これにはPawnageToolを使用します。
  • CustomJPSWの作成が終わったら次は先程用意した母艦のiTunes8.2.1にて復元します。この辺りの手順も上記のページを参考にして下さい。CustomJPSWの復元が完了してもiTunesがエラーになり、Activationが出来ないはずです。しかし、ここで構わずiTunesを終了します。
  • 以上までが済んだ時点でiPhone3GのOSは脱獄版3.0.1に成っています。これをActivateするには、iH8sn0w - iREB V3.1.2 For Windows-English.zipと言うアプリをDLする必要があります。ここからDLして下さい。
  • 上記のiPhone3GをUSBで接続したまま上記のiH8sn0w.exeを立ち上げます。そして FixRecoveryModeLoopボタンを押しyes→iphne 3gを選択します。これでiPhone3GがActivateされ立ち上がるはずです。
  • ここまで来たらあと少しです。次はModemBaseBandを5.11.07 → 04.26.08へダウングレードします。Cydiaから上記のFuzzybandをInstallします。これは簡単で、アプリの立ち上げ後Downgradeのボタンをクリックするだけです。これで脱獄版のOS3.0.1に戻ったiPhone3Gの出来上がりです。
  • 自分は脱獄状態で3Gを使う気が無かったので、再度上記の手順で正規のJPSWファイルにて復元を行いました。

以上の手順で完全なOS3.0.1の復元完了です。ここまでたどり着くのにグーグル先生にお伺いしたり、上手くいかずやり直したり相当の時間を費やしました。本当にこんなの年末年始にやる作業じゃないなぁ〜 嗚呼しんど.....
あっ!それから真似されてiPhoneが文鎮化しても責任は取れませんので、実行される方は自己責任でお願いします....