nookで日本語入力

nookのOSがAndroidって言うのは既知の事実です。また、自分のnookは脱獄によりroot権限が取れたと言うのも前回エントリーした通りです。自分が脱獄した目的の一つに、nookで日本語入力を実現すると言う事が挙げられます。早速Androidの日本語入力として有名なSimejiをInstallしてみる事にしました。とは言うものの全くAndroidを使った事が無く、どの様にしてApplicationインストールするか?Googole先生に習うところからスタートしました。いろいろ調べた結果、Android端末へのApplicationのInstall方法には下記の3つがある事が分かりました。

  • Android Marketからインストール
    • AndroidMarketにアクセスし、必要なApplicationを選び直接端末にインストールする。
  • micro SDカードからインストール
    • 端末のmicroSDカードにApplication(*.apkファイル)をコピーし、「Appsinstaller」「Apkinstaller」等でインストールする。
  • Android SDK付属のAndroid Debug Bridge (adb)からインストール
    • 母艦のコンピューターにAndroidSDKの環境を構築し、adb経由で予めDownloadしておいた*.apkをインストールする。

さぁそれでは何時もの様に覚え書きとして奮闘を記録します。まずは一番簡単と思われる上記1.項よりチャレンジしました。
1. AndroidMarketからのインストール

    • nookのBrowserでAndroidMarketにアクセスし、ターゲットのApplication(今回は日本語入力のSimeji151)を探し出し、インストールしてみました。しかし、残念ながらnookbrowserは携帯端末でないので、"market://search?q=*******"の様なmarketで始まるURLに対応しておらず、何度やっても下記の様なエラーと成りインストール出来ませんでした。

 
2. microSDからのインストール

    • この方法は、nookに「Appsinstaller」「Apkinstaller」等の Applicationをプリインストールしておく必要があり却下。

3. Android SDK付属のAndroid Debug Bridge (adb)からインストール

    • iMac27へのAndroidSDK導入〜この方法はまず事前準備として、母艦のコンピューターにAndroidSDKの開発環境を構築する必要が有ります。この辺りを参考にしながらiMac27にAndroidSDKをインストールしました。しかし、どうやっても母艦のiMac27とnookがWifi経由、USB経由でも繋がらずShimeji151.apkをインストールする事が出来ませんでした。
    • WindowsXPへのAndroidSDK導入〜仕方が無いので、今度はMacBookAirのBootcampで立ち上げたWindowsXPにAndroidSDK環境を構築してみました。参考にさせて頂いたのはこの辺りです。今度は上手く構築出来たようです。
    • MacBookAirの場合、Driver関連がややこしいので、Wifi経由で母艦とnookを接続する事にします。まずWindowsXPのcommand promptより次のコマンドを打ち込み接続します。 " C:\>adb connect nook_IPAdress:55555 "

 

    • 予めDownloadしておいたSimeji151のapkファイルをC:ドライブの所定の場所(今回はC:\Android)にコピーしておきます。そしてcommand prompt より次のコマンドを打ち込みリターンで入力します。" C:\>adb install C:\Android\Simeji151.apk "

 

    • これでインストール完了です。nooklauncherに登録した写真は左下の通りです。Simejiを立ち上げた画面を右下に掲載します。

 
この状態では日本語入力が出来ます。但しBrowser等の入力窓でSoftKeybooardを出してもSimejiが立ち上がらず、実際の実用出来る日本語入力は出来ませんでした。今回はSimeji151.apkをインストールし、日本語入力を実現しようとしましたが挫折に終わりました。今後Simejiの新しいバージョンその他の日本語入力も試し、nookでの日本語入力の実現を夢見て頑張っていきたいと思います。